• 2012年 中途入社
  • よーじやオリジナル化粧雑貨販売 岡本 友美

入社の経緯

岡本友美

ふらっと立ち寄ったお店で、店員さんにすすめられたものが思いがけず良かったなんてことがあります。そんな経験を何度も重ねるうち、お客様にこうした喜びを提供できる接客の仕事を私もやってみたいと思うようになりました。どうせなら京都を代表するお店で。

そこで自然と頭に浮かんだのが『よーじや』です。京都生まれ京都育ちの私にとって、お化粧に興味を抱き始めた中高生の頃から、『よーじや』の「あぶらとり紙」は身近で、特別なものでした。一度使えば他のは使えないほど際立った品質で、おでかけする時に鞄に忍ばせればどこか誇らしく、それだけで大人の仲間入りをしたような気分になれたものです。

決め手となったのは、『よーじや』には「あぶらとり紙」以外にも、「まゆごもりはんどくりーむ」をはじめとした、オリジナル美粧品(化粧品・化粧雑貨)が数多く揃っていること。『よーじや』でなら、お客様の十人十色のニーズに沿った提案で、必ず満足していただける接客ができると考えました。

岡本友美

接客は、お客様が本当に求めるものを共に探していくプロセス

岡本友美

京都という土地は歴史的経緯により、人をもてなす文化が自然と根付いています。それも画一的なものではなく、お客様一人ひとりに合わせた柔軟なおもてなし。創業110余年の『よーじや』も、こうした伝統をたしかに受け継いでおり、お客様の立場に立った提案型の接客を行っています。

たとえばスキンケア商品では、肌質はもちろん、季節や気候など、その時々のお客様のお悩みにアプローチする提案が欠かせません。その際、お客様の疑問や不安を解消できるよう、丁寧に実演を交えながら説明をしたり、日常的に使っている私たちスタッフの声を紹介したりと、説得力を持たせています。

そんな提案が実り、お客様におすすめ商品をご購入いただいた時、さらには、実際に使って満足していただき、定期的に足を運んでいただけるようになってくださった時に、この仕事の醍醐味を実感します。

先日も名古屋で催事があり、初めて参加したのですが、そこで、30代の女性のお客様が、私の提案をとても気に入ってくださり、その後、一週間という短期間にも関わらず、「岡本さんの顔を見に来たよ」と再訪いただき、まさに接客冥利に尽きる想いでした。

私たちスタッフを通して、お客様の想いがカタチになっていく実感

岡本友美

『よーじや』製品は直営店のみでの販売で、卸販売は一切行っておりません。商品開発にかける想いを、直接お客様に間違いなく伝え、届けていきたいからです。また、その想いをお客様はどう受け止められたか、また、お客様がどんなお悩みを抱えておられるのかを敏感に感じ取り、さらなるお客様のニーズにお応えしていくためでもあります。

私たちスタッフは、こうした声を最前線で直接見聞きしています。これらを定期的に本部に伝え、リニューアルや新商品企画の架け橋となることも大事な役割です。実際、「まゆごもり ボディミルク」やコスメの「リップスティック」など、お客様からの「こんな商品が欲しい」という声がきっかけで商品化につながった例もあり、これからの『よーじや』づくりに貢献できるやりがいを感じています。

舞台化粧・化粧雑貨から始まり、今やコスメやカフェまで展開する『よーじや』ですが、私も少しずつステップアップを重ね、地元京都の方々、観光客の方々、外国人の方々に愛されるブランドの可能性をよりいっそう広げていきたいと考えています。